トラフズクの雛もだいぶ大きくなりました。3羽いるようなのですが、全部は確認できませんでした。巣立ちには、まだ日数を要しますね。
最初は母鳥の羽の下に隠れて、なかなか顔をみせてくれませんでしたが、陽が登るにつれ、ちょっとだけ顔を出すようになりました。
枝被りばかりですが、カメラマンもふえてきましたので勝手に歩き回るわけにはいきません。
巣の中には捕食した餌があるようで、ときどき餌を小さくしては雛に与えていました。
おそらく一晩中ヒナに与える餌を探し回っていたのでしょう。こちらは別の木でぐっすり休んでいるお父さん。
近くの木にはトビが営巣しているようで、交尾する姿が見られました。土手の裾にはハクビシンもいました。
巣立ちのころ、また来れればいいのですが、夏鳥シーズンに突入してしまいますので、難しいかも。
NHKのニュースで渡良瀬のコウノトリを放送していましたので、行ってみることにしました。
以前の人工巣塔には、ヒカルとレイのカップルが営巣し、雛が３羽誕生しているとのことでしたが、残念ながら１羽間引かれてしまったようです。
新たに人工巣塔が２基加わり、北エントランスの方では新たなカップルが誕生。「コウノトリ村」が誕生する予感がします。
北エントランスの人工巣塔を探します。
足環があるので、かずですね。かずはヒカルとカップルになったレイと兄弟です。
こちらは足環がありません。どこで生まれたのかも不明です。かずとカップルになったようです。
カップルが誕生したので、こちらもヒナが期待できます。
ヒカルとレイの方に移動します。
移動の途中は、ウグイス祭りでした。
生井の堤から人工巣塔を覗くと、レイが１羽だけ。しばらくすると、ヒカルがやってきました。
巣ではレイが待っています。
帰る途中でみたカワラヒワ
ノスリの飛び出し。
谷中湖にはオオジュリン。こちらもやはり♀ばかり。
谷中湖は干し上げが終了し、水を戻ってきていましたが、酸欠で大量の魚の死骸が浮いていました。
最後にトラフズクを探してみましたが、いたのはアトリでした。
コウノトリの人工巣塔は新たに２基加わり、全部で３基になりました。来年は３基すべてで営巣するコウノトリの姿を見られるでしょうか。
