4時15分出発、笹ヶ峰のコルリのポイントへ。日の出が4時半なので、まだ薄っすら暗いですね。赤倉山の妙高杉野原ゲレンデ沿いを上って、笹ヶ峰牧場を抜け、火打山登山口近くの笹ヶ峰キャンプ場、乙見湖まで約30分強。最初のポイントに到着。歩道の右側の山の斜面からコルリの囀りが聞こえてきます。
ここ数日の雨で、葉が完全に開いてしまって、探すのは大変です。その声量はコマドリ以上、森林に響き渡っています。上に向かって体全身で囀るので、上の方を探しがちですが、以外と地面から数メートルほどの高さで囀っているとのこと。
一度だけ、一瞬ですが、姿を見つけましたが、すぐ飛ばれてしまいました。それ以来、近くで声はすれども姿を発見できず。こんなことは初めてで、ストレスがたまります。
第2ポイントに移動することにしました。クロジが囀っていましたが、時間が限られているので、姿を拝んだだけ。
第2ポイントはキャンプ場近く、黒沢橋まで。ここも右手の山側からの囀りで、左手の下の斜面からは一切鳴き声がしません。黒沢橋ではオオルリが囀っていましたが、逆光なのでしぶしぶシャッターを押しました。
黒沢橋ではキセキレイ、カワガラス、ミソサザイをチラミして、本命を探すことに。7時20分がタイムリミットなので、来年の宿題と相成りました。
帰路ではわずかに残雪を抱く山々、眼下の野尻湖がきれいでしたが、撮影に費やす時間がありませんでした。
宿で朝食を済ませ、早々にチェックアウトしてルブランの森を探索。
上空に猛禽。頭が白く、一瞬ハチクマかと思いましたが、どうやらノスリだったようです。
狐池付近で第1村人発見。互いに「鳥はいませんね」と挨拶。狐池で引き返すことに。
狐池を後にしたところで、クロツグミの鳴き声!
いました。ようやくきれいな囀りを聞くことができました。
複数いたので、探してみましたが、撮影できたのは、これだけ。いもり池まで戻ることにしました。
いもり池のそば屋で、天ぷらとビールで昼食。帰り支度をしていたら、アオゲラがやってきたので、カメラを取り出して最後の撮影。
ちょっと小雨になったときもありましたが、まあまあの天気で気分は爽快でした。
近くには赤倉、池ノ平、杉の原と3つのゲレンデを抱える妙高高原。かつてのスキーのメッカです。バードウォッチングには、広すぎます!