ムギマキ目当てに戸隠に行ってきました。シーズン最後ともあって、長野発のアルピコ交通バスも1台増便となりました。
植物園内のツルマサキはところどころ実がついていますが、ムギマキの姿はありません。随神門手前のイチイにヤマガラが群がっていました。
果肉はあまくておいしいそうですが、種子には毒があるようです。ヤマガラはあまい果肉には目もくれず、果肉から種子を取り出し、嘴で割って中身を食べます。
いつまでもヤマガラに付き合ってはいられません。
随神門を通り抜け、キャンプ場に続くポイントをめざします。途中で野鳥の会埼玉支部の方々をすれ違いました。
遠くにマミチャジナイを発見。
手前の木にムギマキもやってきましたが、逆光。しかも正面ばかり。
マミチャジナイも近くにやってきました。
ここのポイントでは、いつまでいても同じような写真になってしまうので、植物園内に戻って探してみました。時期が遅かったのか、コサメビタキなどもいません。
早々に切り上げ、明日に期待します。
宿のご主人の話では前日、奥社入り口にムギマキの群れがいたとのこと。翌日は奥社入り口から攻めようと思います。
中央のとんがった山が高妻山のようです。
奥社入り口ではカメラマンの姿がチラホラいるだけだったので、まずは昨日のポイントに行くことにしました。
待つこと1時間、まったく気配なし。植物園内のツルマサキを探してみます。
そこそこ実がついているツルマサキのところでちょっと待ってみます。するとー。
やっと、横からの姿を見ることができました。メスです。
しばらくしてまたやってきたと思ったら、ルリビタキの♂のジュニアでした。
撮影中は、ムギマキのメスと思っていましたが、よく見ると尾が青い!
周囲にカメラマンが集まってきて、♂は奥社の入り口にいるという情報を聞いたので、奥社の入り口に移動。
カメラマンばかり。ざっと30人近くはいるかも。そこを修学旅行の高校生や観光客が通り抜けていきます。
観光客のほうが、カメラマンの多さにびっくり。
「何を撮っているのですか?」
通り過ぎるたびに、聞いてきます。
ワイバードのバードウォッチングツアーの面々も加わりました。
バスの時間まで1時間以上。粘りましたが、ムギマキは現れませんでした。
♂は来年の宿題となりました。
これにて終了です。
(その他、友情出演してくれた鳥はヒガラ、ツグミでした)