本日は、元荒川には行かずに、数日前から判断に迷っていた個体についてウグイスかルリビタキかをはっきりさせることにしました。
ほとんど姿を見せず、藪の中にいることが多いという生態からウグイス、わずかに伺えたイメージからはルリビタキと決め手にかけていましたが、ようやく証拠写真が撮れました。
結論はルリビタキでした。昨年生まれたばかりの若い個体で、非常に警戒心が強く、すぐ隠れてしまいますが、こちらも粘って何とか確認できました。
縄張りもまだはっきりと確定していないようで、下手に近づくと、他に移ってしまう可能性があるので、遠くからの撮影にならざるを得ません。
昨年の成鳥とは何とかお近づきになれたのですが、警戒心が人一倍強い若い個体に代替わりしてしまいましたので、またゼロからのやり直しです。
シロハラのジュニアもいました。
こちらは成鳥ですね。
シロハラのつもりで撮影していたのですが、よくみると…。
これまで特に気にかけていなかったので、冬に見ていたアカハラは単純にアカハラだと思っていましたが、どうやら違うようです。いろいろ図鑑で調べると、鳥くんの図鑑では「関東周辺で越冬するものはオオアカハラが多い」、叶内さんの『日本の野鳥』最新版では「アカハラは夏鳥としての渡来が多く、西南諸島などで越冬。オオアカハラは冬鳥として渡来し、本州以南で越冬すると考えられる」とあります。
つまり、夏に見たらアカハラで、冬に見たらオオアカハラと考えてよいようです。
これ以降、一部2日撮影が混じっていますが、常連さんたちも紹介します。
枝被りのハイタカ。