karate-knd5’s blog 野鳥

黒浜沼をホームグランドに野鳥観察を楽しんでます

佐渡トキ総集編

 

新潟港からはジェットフォイルを利用しました。

両津港へはジェットフォイルで1時間とちょっと。佐渡は広く、またトキの撮影は車内からという制限があるので、まずはレンタカーを手配します。

とりあえず、下調べを兼ねて、トキの森公園へ。

トキ野生復帰の歩みが学べます。

1952年に特別天然記念物に指定されたトキ。1981年に佐渡の山中で最後の5羽が人工繁殖のために捕獲され、日本トキは自然界から姿を消した。2008年からは、飼育下で増やしたトキの放鳥を開始、現在至るまで計28回、延べ475羽の放鳥を数えています。

飼育されているトキ。顔がまだ橙色なので幼鳥です。

これとは別に、野生復帰ステーションには50羽程度が飼育されています。

9月初めに実施されたねぐら出一斉カウント調査では、28箇所のねぐらで計475羽のトキを確認したそうです。

人々が暮らす平野部を主な生息地しているため、佐渡ではトキが身近な存在。稲刈りが終わると、多くのトキが平野部に集まってきます。どこにいるかを見つけるには、平野部を一望できるトキのテラスが便利。2Fの資料館には、デジスコも用意されている。

トキのテラス

テラスから平野部を望む

稲刈りが終わった田んぼに3〜5羽で点在する

鷺と比較すると大きさがわかる

朱鷺色がきれい

大きなレンズを構えていたので、地元の人がねぐらのひとつを教えてくれた。塒入りを狙うことにしました。

塒に戻ってきた群れ

この塒を利用しているのは約30羽程度です。

翌日のねぐら出を狙いいます。

太陽が登ってきました

ねぐらの中が騒がしくなってきました。1羽、さらに1羽と、あたかも「行ってきます」と言わんばかりに鳴きながら出かけます。個別に飛び出し、行き先はマチマチです。

帰りはカーフェリーです。ジェットフォイルの倍、2時間かかります。