例年ならエゾビタキの到着後にノビタキがやってくるのですが、今年はノビタキが先着でした。ただし、先発隊なのか、1羽のみの到着でした。何故か当初は♀だと思ってしまいましたが、♂でした。顔の黒味はまったくなくなっています。
先日のサシバの手持ち撮影で肘を痛めてしまったので、本日は軽量セットです。Z50なので画質はイマイチです。
滞在時間はほんの僅かで、すぐに飛んでいってしまいました。
サシバの渡りを期待していましたが、雲が多く、1羽のみでした。
笹山のタマシギポイントでは先着が1人のみ。6時半から来ているが、まったく姿を現さなかったそうです。
シギが飛んでいたとの話だったので探してみました。
奥の方は、クサシギかイソシギか、この画像では不明です。
肩の白い切れ込みが決め手です。
写真を見せたらクサシギではなく、タカブシギかもしれないという御仁がいたので、決定的な写真を。
翼下面が白っぽくありません。黒っぽいのでクサシギです。
頭上にチョウゲンボウが飛んできました。
戻る途中でジシギを発見。
ホタルの里でヒタキ類を探しましたが、まだ到着していないようです。
遠いので喉の黒線が確認できませんが、翼指が5本なのでサシバで間違いないと思います。胸には縦斑があるのでジュニアでしょう。
あちらこちらに曼珠沙華が咲き出しました。
ノビタキがやってくるのも、もうすぐですね。
ちょうど2年前の今日、9月8日のこと。黒浜沼と言っても江ヶ崎あたりですが、たんぼの稲の間に、タマシギが番いでいるのを発見しました。
それが、この写真です。
ところが、しばらくしたら車の音か何かに驚いたのでしょうか、急に田んぼから飛び出したジシギを目にしましたので、わけがわからにままシャッターを切りました。
ファインダーを覗いて撮影しているときは遠かったので、タシギくらいに思っていたのですが…。
以来、永らくタシギだと思っていたのですが、昨年タマシギの繁殖で注目を浴びたのをきっかけに見直しましました。拡大してみると、なんとタシギではなく、♂のタマシギと判明。自分でもびっくりしました。後にも先にも、タマシギの飛翔に遭遇したはこのときだけです。もちろん、♀の飛翔写真も撮ったことがありません。
本日は天気もいまいちなこともあって、終日家にこもっていました。なので、過去写真で失礼しました。