相変わらずの雨なので。
初めて北海道の原生花園(小清水原生花園)を訪れたのは今から4年前の7月初旬です。一眼レフと200ー500のズームレンズを購入して半年ほど経ったころでした。
濤沸湖とオホーツク海を仕切っている砂嘴が小清水原生花園です。ノビタキ、ホオアカが子育て中でした。
このときは、目的のノゴマに会えませんでした。
原生花園の鳥たちもさることながら、いちばん鮮明記憶しているのは、夏鳥としてのベニマシコです。ベニマシコは関東では冬鳥ですが、北海道では夏鳥なのですね。
そして、そのベニ色の鮮やかなこと。
緑をバックにしたベニマシコも、北海道ならではでしょう。
しかも、囀っていました!もちろん、初めて聞く囀りです。
もうひとつは、アカゲラにまとわりつかれたことです。アカゲラと言っても、エゾアカゲラと言ったほうが適切かも。
網走湖の小さな半島=呼人半島にある呼人探鳥遊歩道を散策していたときのこと。遊歩道と言っても、整備が行き届いておらず、高さ50cm以上もある水芭蕉をかき分けて進むことを余儀なくされました。
するとアカゲラがしきりに警戒音を出します。近くで営巣中と判断して、這々の体でその場を去ることにしました。足元が悪くなる一方なので引き返すと、再びアカゲラの警戒音。どんどん近寄ってきます。
大急ぎで立ち去ろうとしても、アカゲラのほうから近づいてきます。
ズームを操作する余裕もありませんでした。
現在のアオバズク情報:相変わらず、じっと見守っています。