昨日、コムクドリ情報があったので、黒浜沼にも来ていないか覗いてみました。昨年、黒浜沼で戻りのコムクドリを確認したのは8月8日ですから、ちょっと早すぎると思いながら探しましたが、やはり見つかりませんでした。
元荒川沿いも探しましたが、残念な結果に終わりました。
その元荒川沿いで、一頭の蝶が地面に口吻を伸ばして何やら吸っていました。
図鑑で調べたら、人為的に持ち込まれたアカボシゴマダラ(中国産)とのこと。奄美大島以南に生息するアカボシゴマダラとの違いは、後翅の赤い紋があまり発達しておらず、丸い輪のようにになっていないことだとされています。
この特定外来種が最初に確認されたのは、1995年、埼玉県の秋ヶ瀬のようです。繁殖力が旺盛で、関東以外でもどんどん生息範囲を拡大しています。
問題なのは、この蝶が国内のゴマダラチョウやテングチョウ、国蝶のオオムラサキなどを駆逐しつつあるという点です。とはいえ、繁殖力の強さが物を言うのが自然のおきて。もはや、時間の問題かもしれません。
昨日のアオバズク情報:
♀の姿はありませんでした。巣のなかかもしれません。