3月5日のヨシ焼きで、東谷中橋周辺の葦もきれいに焼けています。
最初はウグイスかと思って撮影していましたが、ウグイスが群れ(5,6羽)でいるなんて聞いたこともありませんし、どうもおかしい。しかも、ずっと木の上の方を移動して、下に入りません。
(注:縄張り意識が強いウグイスも渡りの時期には、群れを作るようです)
所在を教えた女性が戻ってきて真剣に撮影しだしました。2月にチフチャフを撮影したことがあり、もしやチフチャフではないかと教えてくれました。
家に帰ってから図鑑で調べると、ムシクイ科のページにごく少ない旅鳥、冬鳥とあります。キタヤナギムシクイに似るが、嘴と足が黒いのが決めてと記述されています(比べて識別、野鳥図鑑670)。
舳倉島や対馬で数例あるキタヤナギムシクイではないでしょうから、迷鳥チフチャフという結論になりました。(後日追記:足全体が黒くないように見える個体もいるので、ウグイスかもしれません)
確かに、足は黒っぽいですね。
嘴の色も黒く、ウグイスのそれとは違います。
それにしても、なぜ○○ムシクイでなく、チフチャフなのでしょうか。比較的最近に発見された迷鳥だからでしょうか。
名前の由来は泣き声のようです。
名前は「チュピ、チピ」「ピッチャ、ピッチョ」という囀りに由来しているそうです。
チフチャフの分布はヨーロッパ、中央アジア、ロシアで繁殖し、冬季になるとアフリカ大陸北部、西アジア、インド北部へ南下し越冬するとあります、まず日本に渡って来るような小鳥ではなく「迷鳥」です。水辺近くの森や低木がある環境で見られるそうです。
途中で出会ったノスリ。
上空に、ミヤマガラスの群れ。
昼食をとり、高見台をめざします。
木に止まっていたのはチョウゲンボウ。コチョウゲンボウかなと期待しましたが、やはりチョウゲンボウでした。
遠いです。やや近くにやってきました。
チョウゲンボウが向かってきます。
ねぐらに帰るのでしょうか。タゲリの群れです。
見渡しても、さすがにコミミズクの姿はありません。
本日の歩数、もう少しで3万歩でした。さすがに疲れました。