タマシギがMFに入ったとの情報があったので、久しぶりに巡回してみましたが、見つかりませんでした。自転車を漕ぎながらですので、定かなではありませんが。
単に遅いのか、来なかっただけなのか。今年は寂しいMFです。
亜麻色が残っている個体もいました。
夏の鳥枯れのなかでも結構目にするのがセッカです。繁殖期に入って、準備に大忙しのようです。
セッカは留鳥または漂鳥。5月から9月にかけて繁殖します。夏の風物詩と言っていいでしょう。声がしたら、周囲を見渡せば発見できるはずです。
一夫多妻で、繁殖期のあいだに2〜3回繁殖を行うとされています。
巣作りは雄。クモの糸で葉を縫い合わせ、縄張り内に20個近くも作ると言われています。雄が作った巣を雌が気に入るとカップル誕生です。
抱卵から雛の給餌は雌に任せ、雄は他の雌を探します。雌のほうも1回目の繁殖を終えると、また別の雄を探すようです。
何回も雌とつがいになる雄がいる一方で、あぶれる雄もかなりいるそうです。一節には雄の約3割はあぶれるとのこと。人間だけではないようです。